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沖島勲 

 

 『まんが日本昔ばなし』のシナリオを書きながら、“むかし、むかし…”と云うが、一体、どの位昔なのか、と自問自答して苦笑することがありました。

 先日(20079月)、ポレポレ東中野での初日舞台挨拶の際、阿藤快さんは、“これタイトルが抜群に良い。これが一千年じゃダメなんですよ。ねぇ、監督?”と云い、私が“そう。一千年じゃ、色々バレちゃって、まずイ”と言って、これ又、笑ったという事があります。

 もう、四、五年…それ以上にもなるんですか。熊本のホテルの一室で(大学に教えに通っていた為)、深夜、イラク侵攻のニュースを見ながら、そしてそれ以後…何とも言いようのない憂うつで、うっとうしい気分が続きました。

 そうして、それは、今も続いています。

 丁度その頃、『一万年、後….。』の企画は、私の中で浮上したのでした。

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この役「正一」は、台本を読んだときに、まじめで何にでも興味をもつ好奇心旺盛な子という印象をもちました。自分はあまりまじめじゃないんで(笑)、そうみせられるように頑張りました。
ヴァイオリンを弾くシーンがあるのを見て、僕は楽器なんて小学校のリコーダーくらいしか触ったことがなかったので、正直「どうしよう」と思いました。でも、土日はレッスンに通って先生に教わり家に持ち帰ってビデオを見ながら自主練もし、本番前には二人の先生に教わり、見事!弾くことが出来ました(笑)。また、僕はそのとき部活で日焼けしていたので「日焼け禁止令」が出て、毎日日焼け止めを塗りながら学校に行き、体育祭の練習も校内で見学・・・という日々を送りました。撮影はあっという間だったけど、阿藤さんや、楽しいスタッフさんに囲まれてとても楽しかったです。撮影中のご飯はすごくおいしくて、おかわりしたりしてました(笑)。
小田原映画祭で初めてこの映画を全部通して観て、とにかくすべてに圧巻しました。ストーリーの展開だとか、それを表現するCGだとか、本当にすごかったです。
最後に、常識がまったく変わっている不思議なこの映画をたくさんの人に観て欲しいと思います。

田村 勇馬

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『一万年、後....。』のオーディションに受かった時はすごく嬉しかったです。その役が淳子と膵臓!?(汗)体の中の一部で考えもつかなかった役でした。毎日練習をして、3kgもやせたことがうれしかったです。膵臓になった時媚をうるシーンがとても難しかったです。なかなかできなくて冷汗をかきました。
私の学校では9月に運動会がありました。すぐに太陽にあたると日に焼けてまっくろになってしまうので監督に「日焼けはしないでね・・・」と言われたので体育の時は見学にしました。教室で練習していると先生たちが応援してくれました。友達からは、スイちゃんとしばらく呼ばれてました。運動会はでれなかったけれど本番の時は1回でOKがでたのが嬉しかったです。
私のクラスは夢を持っている人がいっぱいいます。プロゴルファー、フィギアスケートなどそれぞれの夢を叶えるために練習にはげんでいます。
友達に頑張ってね!と言われるのがとても嬉しいです。演技はすごく楽しいです。もっともっといろんな役ができる女優になりたいです。

遠藤 恵里奈

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「映画・一万年、後….。に関して」

 最今、職業・旅人あい間に役者と言っております。そのあい間ですが『そうかも知れない』『クロマティ高校』と約一年に二本嬉しい映画出演がありました。そして昨年はこの『一万年、後....。』。それも初主演となった。この事こそが、私にとっては映画出演以来、一万後・・・って位の感じであります。思えばすでに役者になって37〜38年になります。
しかし、その年数が宇宙の時間から言ったら何なのさ? というのがこの映画『一万年、後....。』のひとつのテーマ。私を呼んでくれた監督・沖島勲は絵描きの様な人だと思う。画家と言っても今ではなく、それこそ一万年後・・・にすごい評価を受ける様な映画作家だと私は思っている。

一万年後・・・とは言わず皆様!!今!! 監督を評価して下さい。今すごく少ない哲学している映画です。そうです映画って何? 人生って何? 一万年後・・・・って何?

阿藤 快

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ありきたりの事を言っていても仕方が無いので、端的に言って、今回のテーマは“死”です。
これは…私が特に小学校の低学年の頃、正に岡山の田舎で…宇宙の時間と空間の“無限”という概念に取り憑かれ…かけがえの無い自分というものが、一旦死んでしまったら、この無限の時間と空間の中で一体どうなってしまうのか…まだ、“哲学”と云う言葉も知らないまま、このような哲学的問題に悩まされ、布団を被ると、不安と恐れの中で悶々としていたという事があります。
勿論、そのような事が、解決される筈も無く…又、これは例えば、宗教の根本的なテーマでもあるのですが…今回は一種の懐かしさも込めて、子供の頃悩ませ続けたテーマを、どうしても一回、やっておきたかったのです。
又、視点を変えて見れば、…懐かしい中学時代の(私は、中学2年の夏まで岡山に居たのです)自分に、一万年の時間をかけて会いに行く、そんな物語でもあるでしょう。そこには、中学生の自分が、今もまだ生きている…そんな感じさえします。

現在の私の夢—
(異常気象で)気温がドンドン上がって、頭がおかしくなった金持ちが、(間違って)私に、映画を作る金を出す事。(笑)